スクールの授業(初めての実技)
山岸です。私の整体師人生をありのままに掲載しています。さて、初のスクールでの実伎の授業ですが、私が在学している頃は確か夕方から2時間程度の実伎指導が行われ実伎の授業には「整体」と「カイロプラクティック」の授業があったような気がします。
私の場合は、会社を既に退職していましたので朝から夕方迄の全ての授業に参加しておりました。まず、ここで驚いた事は学科の授業は数名しかいないのにも関わらず、夕方の実技の授業になると人数が4倍くらいになるんです。総勢20人程度でした。 ある講師が作成した一通りの施術マニュアルを手渡され施術のペアを決め、とりあえず見ながらやって下さい!と言われ、マニュアルを見ながら見よう見まねで必死に行った気がします。教えてもらえるというよりは、とりあえず慣れるという感じでした。そして、早く上達したいばかりに、3万円程度の施術ベットを購入し日々自宅で2時間程度の練習を毎日行いました。
自宅での練習は生徒さんどおしの練習とは違い、家族の助言もストレートです。例えば、「そこはツボじやない!」「そこは骨!」「圧が弱い!」「圧が斜め!」と、非常に勉強になりました。学校の授業でも互いに切磋琢磨しながら何でも指摘しあえる授業環境があるとレベルアップも早いと思います。上手!上手!と褒めたたえる事も必要ですが、何でも指摘しあえて同じ目標を持った相談相手を是非見つけて下さいね。 そして、そんな事を日々繰り返しながら私はようやく、そば屋さんに例えると「かけそば」を作れる整体師に成長していったのです。